トキンクラブ

執着もほどほどにね

海猫沢めろん「明日、機械がヒトになる ルポ最新科学」を読んだ

読書の楽しさの1つに、新しい知見が増える喜びっていうのがある。今まで知らなかったことをインストールすることで、今まで感じてきたこと考えてきたことががらりと変わったりする驚きというのは、歳を重ねても経験出来るってことを教えてくれた1冊です。

本書の著者、海猫沢めろん、この著者名でお硬い方なら敬遠するかもしれない(汗)けれどそれは「スゴ本」の人推奨であるので勿論私は躊躇しないわけです。

本書は、機械化する人間と人間化する機械という2方向のアプローチで最新科学の現状をリポートした本で、科学の先端ってこんなおかしな研究になるのだなあ、とかAI研究してたら仏教に到達するとか、科学から幸福学に至る道とか一歩踏み外すとオカルトなのかしら?と思ってしまうほど先鋭化された科学の粋を堪能できます。

普段から科学の動向をチェックはしていないけれど、昔から好きだったんだよね〜とかいう人には格好の入門書になると思います。

登場するのは

  • SR――藤井直敬
  • 3Dプリンタ――田中浩也
  • ロボット――石黒浩
  • AI(人工知能)――松尾豊
  • ヒューマンビッグデータ――矢野和男
  • BMI――西村幸男
  • 幸福学――前野隆司

と日本人ばかりというのも読みやすい点かもしれません。日本語でインタビュー出来たほうが細かいニュアンスまで尋ねることができますもんね。

知的好奇心を満たしたいなら、「よくわかる人工知能 最先端の人だけが知っているディープラーニングのひみつ」も面白いです。「よくわかる」とか書いてますがAIについて広いジャンルの関係者へのインタビュー集で、正直ついていけない部分もありますがwそれでも知らないことを知る喜びを味わえる一冊です。オススメ!

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